エコクラフト(紙バンド、クラフトバンド)手芸とは、主婦層を中心に根強い人気を続けている「かご作り」のハンドメイドです。年に何冊もの本が発売されているハンドメイドですが、メジャーなハンドメイドとは言えず、手芸店に行けば、簡単に材料が入るとは限りません。エコクラフト(紙バンド、クラフトバンド)手芸を始めるのにまず必要なことは何でしょう?エコクラフト(紙バンド、クラフトバンド)手芸の材料や道具の揃え方、作り方など、エコクラフトの基本をお伝えします!
エコクラフト(紙バンド、クラフトバンド)の基本
- エコクラフト(紙バンド、クラフトバンド)について知る
- 材料を手に入れる方法
- 基本の道具、あると便利な道具
- バスケット(カゴ)づくりの基本
- 作り方を知る。簡単なカゴの作り方
エコクラフト(紙バンド、クラフトバンド)について知る
エコクラフトテープは、紙のこよりひもを貼り合わせ結束された下記のような紙バンドのテープのことを言います。もともとは梱包用で、お米などの梱包用のひもとして利用されていました。その梱包用の紙バンドを利用してカゴを編み始めたのが、エコクラフト手芸(紙バンド手芸)の始まり。毛糸などで有名なハマナカ株式会社が「エコクラフト」という名前で登録商標し、ハマナカ手芸が販売する紙バンドのことをエコクラフトと呼ぶようになりました。そのため、梱包用の紙バンドで作る場合には、紙バンド手芸、クラフトバンド手芸と言ったり、呼び方が複数あります。こよりの本数はメーカーなどによって違い、12本~16本どりのものが主流です。(また、こよりが23本~24本もあるワイドタイプの紙バンドもあり、北欧風のカゴが作れます。)すぐ下の画像のベージュ色が、染色していない元の色で再生紙を利用して作られています。白は牛乳パックの再利用です。昔は、このベージュ色と白ぐらいしかありませんでしたが、今では数えきれないほどの色があり、カラフルな紙バンドでいろんな作品作りが出来るようになりました。ただし、こよりの幅もメーカー、ロットによって違いがあるので、同じ12本どりでも微妙に幅が違います。そのため、レシピ通りに作っても仕上がりの大きさが変わる場合があるので、決めた大きさに作りたい場合は調整しながら編む必要があります。
![]() 梱包用は13本どりが多い |
![]() カラフルな手芸用は12本どりが主流 |
![]() こよりを複色で貼り合わせたmixタイプもあります。 |
通常は、下記のように紙バンドを巻いた状態で販売されています。
![]() 5メートル~50メートル位の 小さい巻 |
![]() 400メートルの大きい巻もあります。 |
材料を手に入れる方法
エコクラフト(紙バンド、クラフトバンド)手芸の材料は、梱包資材店や手芸屋さん、ホームセンター等で手に入ります。ただ、取り扱いがないお店も多くあり、実店舗ではなかなか手に入らないのが現状です。ネット販売だと、色も豊富ですし、メーカーや値段。素材もいろいろ選ぶことが出来ます。送料がかかる場合もありますが、いくら以上なら送料無料といったサービスもあるので、上手く利用してなるべく安く、材料を手に入れましょう。おすすめのネット通販については、詳しく下記の記事に書いてあります。
基本の道具、あると便利なもの
基本の道具(最低限必要なもの)
- はさみ・・・とっても大事な道具です。100均のハサミでもOK!(キッチンバサミが良い)ただし、大量に紙バンドをカットするには手が疲れると思います。
本格的にエコクラフトをする方におすすめなのは、アルスさんの「ホビークラフト強力多用途ハサミ」 値段は高いけど、高いなりの働きをしてくれるとても優秀なハサミです。
- メジャー(ものさし等)・・・紙バンドをレシピどおりの長さにカットする。
- 洗濯ばさみ・・・・制作するのに、紙バンドを押さえるために必要。
- 木工用ボンド・・・紙バンドどうしの接着に使用。速乾性が良い。
- 目打ち(またはマイナスドライバー)・・・紙バンドの隙間に紙バンドを通す時など、隙間を開けるために使う。
- PPバンド・・・専用の紙バンドを裂くグッズもありますが、まずはPPバンドがあれば充分。
この他あると便利なもの
- 水性ニス・・・耐久性や光沢を出すために塗ると良い、ハマナカから専用ニスが売られているが、普通のホームセンターなどで売られている水性ニスでも充分です。
- 両面テープ・・・底を作る時に紙バンドを並べるのに使用する。
- 電卓・・・レシピの計算等で使用
- 方眼付きカッティングマット・・・マットに両面テープを貼り付けて、底面作りに使います。紙バンドが曲がらないように置くことが出来て便利です。
バスケット(カゴ)作りの基本
- エコクラフトテープ(紙バンド、クラフトバンド)は、こよりの線に沿って切れ目を入れてから、PPバンドやテレフォンカードなどで裂いていくと、きれいに本数を分けることが出来ます。
- 一度貼ったエコクラフトテープ(紙バンド、クラフトバンド)を貼りなおしたい場合は、アイロンの蒸気をあてれば、きれいにはがすことが出来ます。
- 木工用ボンドは速乾性のものが接着が早くておすすめです。洗濯ばさみで押さえながら、制作します。
- お好みでニスは塗らなくても大丈夫ですが、塗ると硬くなって耐久性が増し、光沢も出るので雰囲気もアップします。水性のものが扱いやすいので、おすすめです。
作り方を知る、簡単なカゴの作り方
材料や道具が揃いましたか?無料レシピは、いろんなサイトで紹介されています。私の運営するサイトでも以前は販売していたレシピを今では無料公開しています。
エコクラフト(紙バンド、クラフトバンド)の本もたくさん販売されていますが、まずは無料レシピで作ってみませんか?横に長いカゴのレシピです。2時間程度で編めますので、ぜひチャレンジしてください。このレシピは画像で貼り付けてあるので読みにくいかもしれません。サイトでの紹介ページのこちらをご覧下さい。
まとめ
いかがでしたか?エコクラフト(紙バンド、クラフトバンド)手芸に興味を持っていただけたでしょうか?一度作ってみたら、あれもこれも編みたいという衝動にかられるようになると思います。あなたも、自分でカゴが編めちゃう、エコクラフト手芸にぜひ、チャレンジしてくださいね♪♪
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